収入印紙というと高額な売買契約をした際などに、貼付による納付が必要になります。
デパートで高額な買い物をした際や不動産売買などをした際の売買契約書には収入印紙が必要です。
この点、自動車修理における契約書や領収書、修理承り票にも収入印紙を貼る必要があります。
なぜかというと、自動車修理は請負契約に該当するためです。
請負契約の場合、1万円未満であれば非課税ですが、1万円以上100万円以下の場合は200円の収入印紙が必要です。
1万円に満たない簡易修理は印紙を貼る必要はありませんが、1万円以上の修理では印紙が必要になります。
ちなみに修理承り票などで金額の記載がなくても、200円の収入印紙を添付することが求められます。
もし、自動車修理にあたって収入印紙が必要であったにもかかわらず、貼付による納付をしないと過怠税が課されるので注意が必要です。