自動車修理の工数とは

自動車修理の料金は、工数×工賃で決まります。

 

工数とは、修理作業にどのくらい時間がかかるかという所要時間のことです。

 

工数は修理工場や作業スタッフによって異なるのではなく、修理の箇所や種類により、標準工数を用いるのが一般的です。

 

各自動車メーカーや自動車整備振興会などから修理作業や車種別に標準的な工数が提供されているので、それを適用しています。

 

そのため、技術の有無で工数が減って、料金が大幅に割引されることは基本的にありません。

 

たとえば、見積もりに工数が3とあれば、3時間かかる、工数が4.5とあれば4時間30分かかるということになります。

 

工賃はレバレートと呼ばれる1時間あたりの工賃が適用されます。

 

見積もりに示される料金は、より具体的に示すと工数×レバレート+部品代+αといった具合です。

 

ボディにサビが固着していた場合や部品の劣化などがあると、プラスαの追加料金が必要になります。